HSPをカテゴライズするということは

分類 HSP

こんにちは、naocoです。

HSPは1996年心理学者のエレイン・N・アーロン博士によって提唱された心理学的概念です。

(詳しくはわたしHSPです。特徴と対策【もしかしてあなたも?HSP診断】より)

昨今テレビや書籍など様々なところでHSPが話題に上り、徐々に世間に認知されるよう
になってきました。
私自身初めて自分がHSPだと知った時ホッと安心したことを覚えています。人はなぜ人
をカテゴライズするのか、またその問題点について考えていきたいと思います。

スポンサーリンク

人が人をカテゴライズする理由

人は人を「年齢」「性別」「血液型」「職業」など上げたらきりがない程、無数の枠で
カテゴライズします。言ってみれば、そうせざるを得ないような人間の考え方のクセとい
うか常というか、避けられない思考です。なぜそういうことが起こるのでしょうか。

人は現代の、この世の中において、一人で生きていくことは出来ません。様々なコミュニ
ティで、運命共同体ともいうべき集団を形成して社会生活を送っています。
人間の本能的な危険察知能力により、未知の、何者か分からない者を迎え入れることに
対しては不安と恐怖の反応が湧き起こります。
それを解決する方法として、脳内で選別作業が行われます。過去の経験のデータで作られ
た引き出しから、その人に該当するものを選び出す作業をします。
カテゴライズはそのデータの材料になります。
この引き出しのこれと、こっちの引き出しのこれに当てはまる人だからこういう人に違い
ない、だから自分には無害であろう、というような予測が立てやすくなります。

すべからく、日常的に無意識的に様々なシーンで行っている作業だと思います。

スポンサーリンク

自分をカテゴライズする理由

人は本来あまり束縛を好まず、分類されることに嫌悪を抱きそうなものですが、なぜ自分
自身までカテゴライズしたりするのでしょうか。

まず、自己のアイデンティティを確立するためではないでしょうか。
一体自分は何者でどういった存在であるのか知るため、つまり自分を発見するための材料
となるものであると思うのです。
それにより、社会の中での自分の位置や存在理由の確認を客観的に理解することが出来る
のです。
そしてそれは自己肯定感を高めるためことにも直結し、その後の人生をよりポジティブに
生きられる可能性が生まれる大事な作業にもなると思うのです。

またもう一つは、対人関係におけるコミュニケーションに必要だからではないでしょうか
。人との間に共通のものを見出し、互いに共感し人間関係を育む自己紹介の材料となりま
す。円滑に人間関係を構築するための知恵という事ではないでしょうか。

HSPがカテゴライズにホッとするわけ

HSPという概念が急速に広まりつつあり、今までそれに気づかなかった方たちも徐々に
自分がその気質を持ち合わせていることに気が付き始めていると思います。

自分がHSPであると分かった時の、心の動きはどうだったでしょうか?
私は瞬時に「ホッ」と胸を撫でおろしました。
恐らく多くの皆さんが同じ様な気持ちになったのではないでしょうか。それまでの人生、
何か分からないけれども人との違いを感じ、自分自身が一番何者か分からず漠然とした不
安感をもって生きてこられた方たちが多いと思います。自分は人とは違う、何かおかしい
んじゃないか、という積年の疑問が「HSP」とカテゴライズされた途端答えを得て、
「だから今までの人生そうだったんだ。おかしいことじゃなかったんだ。」と初めて確信
を得られたのです。

どちらかと言えば、群れることを好まず一人の時間をとても大事にするHSPの気質と照
らし合わせると矛盾を感じますが、社会の一員として存在する限りどこに分類され、どう
いう性質をもった集団に属しているのかという自己評価を「知る」事は安定した精神状態
を作り出すためにもとても大事なことであるのではないでしょうか。

青空

HSPとカテゴライズ まとめ

HSPのカテゴライズにこだわりすぎるという事には、問題点もあります。
人をカテゴライズという事自体が、優劣や差別の感情を生む可能性があるという問題点を
含みます。
また枠にしばられてはみ出すことをためらい、自由を制限され小さくまとまってしまう
可能性もあります。

それなら反対に、自分はカテゴライズしない!と思ってもどうでしょう。
社会からはカテゴライズされることは避けられないのが現実です。
ではどうやって向き合っていけば良いのでしょうか。

HSPがカテゴライズされることについて一番大事なのは自分自身がHSPだと「知る」
事だったのではないでしょうか。目的はすでに達成されているといっても過言ではあり
ません。
あとは、この特性をどのように良い方向に転換していくことができるのか、強みを探すた
めの材料にしたらいいと思います。
敏感だからこそ出来る仕事とか、人間関係での役割とか円滑にするためのヒント探しとか
。そういったものに目を向けることが望ましいのではないかと思います。

損得は表裏一体のものですから、こだわり過ぎてしまうと、自分の行動に規制をかけたり
、可能性を潰したりすることになりかねません。
決してカテゴライズに振り回されて「HSPだから○○できない」とか、「HSPだから
こんな風になるのではないか」などのネガティブな方向で物事を捉えたり、考えたりする
材料にしてはいけないと思います。

HSP
スポンサーリンク
naoco-style
タイトルとURLをコピーしました