いよいよ乳がんの治療開始【術前化学療法の状況と副作用】

点滴 乳がん

こんにちは、naocoです。
いよいよ待ちに待った?治療が始まります。自身でがんを発見した日からちょうど1か月
たっていました。ルミナールBタイプ、ステージ2Bの私の治療方針と、術前化学療法の
副作用について書いていきたいと思います。

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治療方針

治療方針はホルモン療法、術前化学療法、手術に決まりました。

ホルモン療法と術前化学療法について詳しく見ていきます。

ホルモン療法

・LHーRHアゴニスト(商品名リュープロレリン)の投与によって人工的に閉経を起こす
 →1か月毎皮下注射(3か月、6か月のものもあります)、 5年間

・ノルバデックス(ジェネリック名 タモキシフェン)
 →朝晩1錠ずつ内服、 10年間

術前化学療法

手術前に抗がん剤の治療を受けます。二種類の抗がん剤を半年に渡って投与していきます。

AC療法

3週間毎×4回=3か月

真っ赤なイチゴシロップのような溶剤です。第一印象は、毒々しいな~と思いました。
投与時間は1時間ほどです。リクライニングシートで横たわりながら、点滴担当の看護師
さんや、他の患者さんたちと楽しく雑談しながらでしたので、あっという間でした。
抗がん剤と言えば、吐きまくるというイメージでしたが、吐き気止めのお薬が抗がん剤投
与前後にきっちり処方されます。このお薬【イメンドカプセル】の登場により吐き気は
かなり軽減されたといいます。

ちなみに、私は抗がん剤全行程を通して吐き気を感じたことは一度もありませんでした。
気になる副作用はやはり脱毛でしょうか。2~3週間後から例外なく抜け始めます。
ウイッグの用意が必須になります。
抗がん剤の副作用は個人差が大きく、あまり人の言うことは参考にならないかもしれま
せん。病院側も、「こんな副作用があります」と積極的にアナウンスすることはしませ
んでした。
やはり、ただでさえ気弱になっていますから“副作用は気から”ということが往々にし
てあるかとも思いますので、自分で副作用を作ったりしないためにも、ある意味賢明
なご判断だと思いました。

それでも当時どんな些細なことでも知りたいという裏腹な、矛盾な思いがあったのも事実
ですので覚えている範囲で。

・ひどい便秘に→下剤を処方して頂きました。

・貧血→薬を処方されるほどではないもののいつもフラフラしていた印象があります。

・倦怠感は確かにありましたが、家事も普通にしていましたので寝込むほどではありま
せんでした。

・白血球(好中球)の減少→免疫が下がった状態ですから風邪やインフルエンザが恐怖でした。

白血球(好中球)の減少は抗がん剤投与から1週間後ほどから減り始め2週間で最低値、3
週目に徐々に回復し、次回の投与に。という段取りですが、私は人よりも白血球が減少が
重篤でまた、回復も鈍いため、頻繁にG-CSF製剤(ノイトロジン)という白血球を上げる注
射のお世話になりました。

ノイトロジン投与後は、やっぱり無理やり白血球を作らせてるのね。と実感するほどの腰
痛と、腰の骨が痛くて腰が抜けそうは感覚があり、少々辛かったです。しかし、このノイ
トロジンのおかげでスケジュール通りに3か月でAC療法を終えることが出来たのも事実
です。

医療品

パクリタキセル療法

1週間毎×12回=3か月

年明け最初の診療から、パクリタキセル療法がスタートです。あと半分の工程です。
投与時間は1時間半ほどだと思います。パクリタキセルを初めてしばらくするとなんと髪
が生え始めました。パクリタキセルにも強い脱毛の副作用があるはずなのに・・・薬が効
いてないのではないかと悩みました。

抜け落ちた髪が再び生えてきた喜びを味わう余裕もありませんでした。医師に聞いてみま
したが、そういう方もまれにいること、副作用と薬の効果は関係がないことを説明して頂
きましたが、“本当に大丈夫なんだろうか“と、ちょっと心に引っかかる思いがありました。

パクリタキセルの副作用はAC療法の時とほぼ同じですが、

・下痢することが多くなりました→特に薬の処方はなし

・爪が薄くなってきました。爪の色も薄紫になる指も。

・ACからの負荷により腕の血管が固く、痛みを伴うようになってきました。

・味覚がちょっと鈍くなりました。分からないというほどではありませんでした。

・白血球の減少が著しくなってきました。

パクリタキセルが開始すると、すぐに白血球の減少が止まらなくなりました。AC療法か
らの負荷の蓄積もあったのかもしれませんが、1週毎に点滴することは不可能になって
きました。ノイトロジン注射を挟んで1週飛ばしに点滴というスケジュールになりまし
た。本当に不甲斐ない思いでした。巷ではバナナを食べると白血球が上がるらしいと言わ
れていたので、実践してみましたが惨敗でした。焦らず時間をかけてやっていくしかない
ようです。

無理をして抗がん剤で死んでしまっては元も子もありません。休んだり、減薬したりして
なんとかゴール出来ました。結局12回の抗がん剤が終了するのに5か月半もかかってし
まいました。
が、劣等生でありながら抗がん剤治療を完遂することが出来て、本当に嬉しかったです。

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術前化学療法を受けてみて【まとめ】

なにかザザッと一気に書いてきましたが、本当に様々な思いが交差する濃い8か月半でし
た。術前に化学療法を受けることは、色々な意味においてとても有効なものであることは
、頭では理解しているものの、”抗がん剤が効かずにがんが暴れだしたらどうしよう”と
いう不安とともに“薬が効きますように”と祈るような気持ちで抗がん剤治療を受けてい
ました。抗がん剤治療で一番つらいのは、私は脱毛でした。一気にがん患者モードになっ
てしまい、気落ちしてしまいました。それでもウイッグに慣れてくると、複数を使い分け
おしゃれを楽しむなどという経験もできました。

その他の副作用については、副作用対策が万全ですので何も心配いらないと思いました。
ただ、私のような白血球の減少については、個人差はあるものの、やはり体力がものを
いいます。

私はショックを受けると食が細くなるタイプのため、一気に体重も減少したりしていて明
らかにパワー不足だったと思います。

それでも、何とか治療をやり終えた喜びは苦労した分忘れられません。次はいよいよ手術です。

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