HSPと音楽【乳がん治療中に欅坂46平手友梨奈に魅了されハマった訳】

アイドル HSP

こんにちは、naocoです。
音楽を始めとする、映画や絵画や執筆など様々なアーティスティックな分野において、
創作側でも鑑賞側でも特別な芸術的センスを爆発することが出来るのもHSPの特質の一
つだと思います。


芸能界を見渡してみると、この人は恐らくHSPなのでは?と思われるアーティストの方
がたくさん見受けられます。
私は音楽が大好きです。クラッシックからロックまで幅広く聴きます。音楽のない生活は
到底考えられないほどです。
そんな私が、生まれて初めて全く音楽を受け付けなくなった時期があります。
乳がんを告知され、沈黙と暗闇の世界に浸って静かに病と対峙していた治療初期の頃です。
が、その様な状況はどんどんと精神を負の方向へと引き下げてしまいます。何とかしなく
てはと切実に思っていました。
そんな中私が欅坂46に出会い、平手友梨奈さんに衝撃を受け、また音楽のある生活に戻
れた様子を振り返ります。

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欅坂46との出会い~サイレントマジョリティー~

私が乳がんの告知を受けたのは2016年の9月です。ちょうどその頃、テレビやラジオ
ではピコ太郎(古坂大魔王)の「PPAP」がひっきりなしに流れ、子供からお年寄りまで
“ペンパイナッポーアッポーペン”と口ずさんでいました。
抗がん剤投与の最中も、その話題で看護師さんや治療仲間たちとの会話も弾みました。

そんな中、同年4月に「サイレントマジョリティー」でCDデビューをしていた欅坂46の
MV(ミュージックビデオ)がテレビで紹介されていました。初週売上でオリコン1位を取る
勢いでしたので、なんとなくサビを口ずさむ程度の認識はありました。

が、MVの映像を見た時、ひと際異彩を放つ当時14歳のセンターの平手友梨奈さんの姿に
まさに、雷に打たれるがごとくの衝撃を覚えました。信じられない程の表現力でした。
平手さんの動きや表情を追っていると、歌詞がどんどんリアルに頭に飛び込んできます。
当初私たち世代には無縁の、十代の若者の自分革命的な青春ソングかと思っていました。
しかし、よくよく聞いてみると四十代の病を抱えた私にもピタリと歌詞が置き換わります。

サビの部分を抜粋すると

君は君らしく生きて行く自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めから そうあきらめてしまったら
僕らは何のために生まれたのか?
夢を見ることは時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
Yesでいいのか?
サイレントマジョリティー

大人⇒”がん”や”薬”に置き換えると…
乳がんで孤独な闘いをしている自分を鼓舞する最高の応援歌になりました。心が弱気にな
るといつも口ずさんで頭の中で平手さんのパフォーマンスを再演していました。
抗がん剤治療中、何よりも心の支えとなりました。
以後、欅坂46の沼にハマったことは言うまでもありません。

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何故欅坂46に心をつかまれたのか

音楽は大好きでしたが、さすがに年齢的なものもあってアイドルはとうの昔に卒業してい
ました。それが、以後コンサートに足繫く通うほどのオタクに変身していました。

何がそうさせていたのでしょうか。

曲も素晴らしく、ダンスパフォーマンスもアイドルらしからぬクオリティーですが、やは
り歌詞が素晴らしい。作詞家はあの秋元康氏です。秋元康さんといえば、私たちが子供の
頃のおニャン子クラブから始まって、常に生活の中に浸透していて、それだけに馴染みや
すく共感しやすいのも事実です。

しかし、この衝撃はやはり平手友梨奈さんのパフォーマンスあってこそだと思います。彼
女をグループ脱退まで見届けた私の個人的な意見でいうと、彼女もHSPなのでは?と常
々思っていました。そう過程すると、

・彼女の異質とも言えるセンスの神がかったパフォーマンス
・不器用な性格
・表現したいのに人前に出て目立つ事が苦痛であること
・アンチやファン、全ての気持ちを拾って傷ついているかの様な、うつむき怯えた様子
・曲がったことが嫌いで正義感が強いので、人の悪意や嘘を見抜いて人間不信になる。
・極めるまで人一倍努力し続けるのに、あるレベルに到達すると途端に興味が無くなり
簡単に手放したくなる(彼女はよくご自分で飽きっぽいと自己評価されていました)
・霊感が強い(トーク番組で仰っていました)

もう何から何まで当てはまるのです。
ファンの間では秋元氏は平手さんに歌詞を当て書きしていたのでは、という噂も囁かれて
いまし、そうでなければ秋元氏本人が或いはHSPなのでは?と思えるほどその歌詞は
HSPの苦悩が表現されていたという印象です。
(あくまでも、私の推測・勝手な解釈ですが)

衝撃を受けたのも必然の事だったのだと思います。

音符

欅坂46にHSPの理想郷を見る

最年少でセンターポジションの重責を任され続け、心身ともに満身創痍の状態で平手さん
はアイドル人生を愚直に駆け抜けていきました。本当に頭が下がります。

14歳から18歳の頃といえば私は、HSPという言葉に出会えてなかったものの異質
感、生きづらさ感を全身で感じ始めており、しかしマイノリティ(少数派)であることを理
解し、自分の個性に蓋をして心の奥底に隠して生き始めたころです。

まるで逆の人生を歩んでいたからこそ、平手さんの姿は希望であり、辛さもよく分かるも
のの、どうにかして駆け上がって欲しいと祈るような思いで応援していました。

平手さん参加の最後のシングル「黒い羊」でそれを物語るような一節があります。

「黒い羊」最後の節を抜粋します

自らの真実を捨て白い羊のふりをする者よ
黒い羊を見つけ 指を差して笑うのか?
それなら僕はいつだって
それでも僕はいつだって
ここで悪目立ちしてよう

私は黒い羊でありながら真実に蓋をして、白い羊のふりをする者で、平手さんは悪目立ち
することを選び黒い羊でいる覚悟をもって生きてきた。今からでも決して遅くない。私も
平手さんに続きたいなと思いました。

彼女一人であれば、もっと早くにくじけていたかもしれません。
が、欅坂46のチーム、メンバーが素晴らしかった。

天才でありながら異質な最年少の平手さんをあまり年の変わらないメンバーたちが常に多
方向から支えて、感謝と尊敬をもって運命を共に生きていたのですから。
平手さんもこのメンバーの為ならばと、自分が壊れる寸前ギリギリまで頑張ったと思います。
マイノリティを認め合い、お互いの長所を高め合いながら結束していく姿にHSPの理想
郷を見た思いでした。

まだ、よく聴いたことがないという方ぜひこの機会に彼女たちの雄姿をご覧ください。
ファンの中でも、伝説のライブとなった東京ドーム公演のDVD、B-rayです。
これを観れば、欅坂46が全てわかる秀逸な集大成の作品です。お勧めします。

HSP 乳がん
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