乳がん手術と入院期間中の出来事【入院初日~手術直後】

手術 乳がん

こんにちは、naocoです。
入院日は2017年7月7日でした。七夕の日だったということで、手術が無事に済むよ
うお願いをしました。
手術は7月10日でした。私は全摘手術+リンパ節郭清だったので、おおよそ2週間程度
の入院予定で、退院は体の状態次第だということでした。

入院初日から手術、術後HCU(高度治療室)までを振り返ります。

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入院初日~手術前日

手術は7月10日(月)に決定しましたが、入院は7日です。通常は前日入院のはずなの
に3日前に入院なんてやる事もないだろうに何故だろう、と疑問に思いましたが、手術前
日が土日祝日にあたる場合、窓口がお休みになるため入院手続きが行えないため、直近の
平日入院になるということでした。

7日は病室に荷物を運び入れ、室内と病院内施設をチェックし、入院手続きをしました。
手続きさえ終われば前日(9日)のお昼まで外泊許可を出してもらえますので、一時帰宅し
ました。

9日、荷物は運び入れてありますので身軽で病院へ向かいます。明日手術だなんて信じら
れない、という感じでした。それでも病室に入り、レンタルしていた病衣に着替え、簡単
な問診と検査を受け、病院食の夕食が運ばれてくると、もうなんだかすっかり病人モード
になりました。

特に緊張したり不安に思うようなことはありませんでした。
むしろ、これさえ終われば、一連の治療がひと段落するという喜びにひたっていました。

夜もよく眠れました。いよいよ明日は手術です。

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手術当日

手術は13時30分からのスタート予定でした。手術当日は朝から絶食です。朝から、看
護師さんがせわしなく、出たり入ったりしながら、術前のチェックや検査、注射など午前
中はわりと慌ただしく過ぎていきました。

13時頃になると午前のクリニックでの診療を済ませた主治医が到着して、病室に顔を出
して下さいました。いつもクリニックで見ている先生とは別人かと思うほど、にこやかな
がら颯爽としたその雰囲気に驚き、心の中で“先生は根っからの外科医なんだわ”と
ほくそ笑んでいました。別の病院でよく知った顔に出会えて心強く、安心して手術開始の
時間を待っていられました。

予定の時間を少しだけオーバーして、看護師さんが車椅子で迎えにきてくれました。手術
室と病室は階が違うものの、そんなに大きな病院ではないしエレベータを使うので、
「何歩と歩かない距離なのに車椅子とは大袈裟ではないですか?」と質問すると
「いやいや、たまによろけて転ぶ方もいらっしゃるんですよ。手術前にケガをさせるわけ
にはいきませんから」などと世間話をしたりして爆笑しながら手術室の看護師さんに引き
渡され手術室に入りました。準備に入っていた看護師の方たちや麻酔担当の医師などが一
斉に顔を向け、

「爆笑しながら入ってくる患者さんは珍しい」と和やかなスタートになりました。
手際よく準備が始められ、本日、執刀医である主治医の入場です。「頑張るから、頑張っ
てね。」と一声かけて下さり、麻酔が導入されます。

カウント5まで数えられたでしょうか、薄れゆく意識の中でB’zの音楽がかかり始めまし
た。「えっ?やっぱりドラマのように音楽かけながら手術するんだ。先生、B’zのファン
なのかな?確かに、B’z世代だもんな~」などと考えながら、意識はおちていきました。
ちなみに、本当にB’zが流れていたのか、誰の選曲だったのか確認していません。ちょっ
と気になっていますが、いつの日にかのお楽しみに取っておきます。

体感時間5分、10分といったところでしょうか、大きな声で名前を呼ばれ起こされまし
た。もうちょっと寝ていたいと思いながら、瞬間手術が終わったことを認識できました。
先生に「手術上手くいったよ、無事に終わったよ。」と声をかけられました。実は声も出
せる状態だったのですが、笑顔でうんうんと大きく頷くのみにしました。

これには訳がありまして、実は以前、知人が他の病気で手術を受け、同じ様に麻酔から覚
める際の確認で医師に話しかけられると、何故か「ラーメンが食べたい」と口走り、先生
に止められるまで、どこのラーメンが美味しいかなどと、永遠と話していたというのです。
「麻酔あけは寝ぼけている感覚で、理性が効かなくなるから気をつけて!」とアドバイス
されていた為、そんな恥ずかしい思いはしたくないと思い、自分は余計なことを喋るのは
やめようと心に誓っていたからでした。

しかし、予想外に”手を握ってみて”と別オプションがあり、何故か握力全開で先生の手
を握っていました(多分痛かったはずです)。
やはり理性のスイッチはオフになっているようです。どうぞお気をつけください(笑)。

術後、HCUにて

次に目が覚めたのはHCU(高度治療室)で、真夜中だったと思います。
尿量や体温を定期チェックしにきていると思われる夜勤の看護師さんの顔がぼーっと見え
ました。自分と同年代くらいで、とても華奢な方だったので、「ちゃんとご飯食べている
かしら?夜勤は大変だわ。お手間お掛けしてすみません。」などと考えながら、再び眠り
に落ちました。

その後、明け方近くになる頃だったと思います。女性の泣き叫ぶ声で目が覚めました。私
の入院していた病院は地域の終末期医療も担っており、お年寄りの入院患者が大半を占め
ます。瞬間、「患者さんが亡くなったんだ」と理解できました。
生き死にの無常を感じながら「あの人が生きれなかった今日を、明日を大切に生きていこう。」
と誓い、心の中で手を合わせていました。

病室と看護師

乳がん
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