HSPと仕事【私がアロマテラピーにたどり着くまで】

香水と女の子 HSP

こんにちは、naocoです。

HSPである私は五感の中でも嗅覚が特に鋭敏です。
良い香りも、悪い臭いも敏感に感じ取ります。単なる香りだけでなく天気や季節、病気
や危険、目に見えない物の存在などのエネルギーなども嗅覚を伴って知覚することがあります。

嗅覚過敏の方の中には、無臭が安心するという人も多いと思いますが、私は子供の頃から
花や香水などの香りが大好きでした。不快な臭いは“臭い酔い”の様な体調不良を起こす
のですが、好きな香りに包まれると自然と元気になりテンションが上がります。

とはいえ、昔はHSPという概念も知らなかったわけですし、単なる香水好きと思ってい
ました。
しかし振り返ると自分の人生にいつも香りが寄り添っていてくれていたことを実感します。
HSPの特徴を長所として活かして仕事に結び付けた一例かなと思います。

スポンサーリンク

新卒入社の挫折

短大を卒業して就職活動をした時期は折しもバブルが弾けた直後で、それまでの浮かれム
ードの日本が嘘のように一転し就職難の兆しを見せ始めた頃でした。

それでも何とか一部上場企業の営業事務に引っかかり無事新卒入社しました。が、入社後
すぐに全く自分を活かせない、むしろストレスの塊の様な状況に陥りました。本社花形の
第一営業のサポートです。普通ならやりがいを見出せるところだと思いますが、やり手営
業の方々の押せ押せのパワーに自分のエネルギーを全て吸い取られている感覚になりまし
た。また、携帯電話もない時代ですから、一日中鳴りやまない電話に悩まされました。パ
ワー全開の人も電話も苦手なHSPの繊細気質が自分をどんどん追い込んでいきました。

そんなストレスフルな日常生活の中、ふと、通勤電車の広告で外資系の香水化粧品メーカ
ーの9月の新卒採用があることを知りました。全く思い描いたこともない業界でした
が、その時のギリギリの精神状態を良い香りで満たして癒したいという気持ちが働いたの
かもしれません。入社後5か月でしたが退職を決意して転職する道を選びました。無事難
関を突破して9月入社を果たすことが出来ました。

スポンサーリンク

香水との出会い

入社と共に香水と化粧品の知識を一からたたき込まれました。フランス語やラテン語の表
記や生理学、そして何よりも香りを脳に記憶する作業に忙殺され、研修センターに泊まり
込みでテストと実習の日々を過ごしました。

しかし、知識を得ることが楽しくて仕方がないと思えました。それこそ乾いた砂が水を吸
い込むような勢いで習得していったと思います。
研修期間を終え、実店舗に配属されました。お客様の要望に応え、また会話が円滑に進む
ように実践的な知識を得る為に、自社製品のみならず他メーカーの香水も覚え込んでいき
ました。数百種類はゆうに超えて判別できるようになりました。

今考えてみれば、自分としては特に苦労することなく、しかしそのスピードは他の人を遥
かに凌いでいたと思います。当時は勉強すれば皆が出来る事だと思っていました。しかし
なかなか覚えられず苦労していた人がいたのも事実です。

人間、得意なこと、好きなことはこんなにも順応できるものなのだ、しかもそれはHSP
の与えてくれたギフトだったと今では良く理解できます。

時代と香り

そうしているうちに、一店舗を任せられるようになりました。毎月の売り上げ目標は今で
は考えられない様な高いものでした。しかしバブルが弾けたとはいえ、まだまだ富裕層の
勢いはとどまることを知らない状況で、あまり苦労することなく予算を達成出来る夢の様
な時代でした。

余談ですが、当時私は「おじさんキラー」と呼ばれていました(笑)。ご贔屓にして下さる
お客様が男性も多かった為ですが、今考えるとこれもギフトだったと思います。HSPは
何故か異性の友達が多いように思います。御多分に漏れず私も昔から男性の友達が多かっ
たのです。

職場は女の園でしたが、共感しすぎを防ぐために常に境界線を引き間違えないように気を
付けていた様な気がします。その点、男性のお客様には元からお客様として、異性として
の明確な境界線が設けられている様な感じがして、気が楽だったのだと思います。話が弾
み、信頼を獲得していくことで、それはそのまま自然に売上へと結びついていきました。

このように、この時期の私の香りとの関わりは物質世界の象徴のようなものでした。あく
までも、経済活動のいちツールとしての位置づけでした。

アロマとの出会い

香水の業界を離れ十数年経って乳がんになりました。

がんの告知から、欝々としながらただ治療の為に病院へ通う日々が続きました。それでも
無事抗がん剤治療、手術を終えると少しずつ気持ちを前向きにすることが出来ました。

そして、生きるとは何なのか、死とはなんなのか、人間とは何なのかとがん発覚以来ずっ
と考えていた答えが、ある日雷に打たれた様な衝撃と共におりてきました。そして、人生
の第一ステージが完了したことを悟り、第二ステージは地球と人類に貢献する人生を送る
ことを決意しました。

様々な形で活動することが出来ますが、果たしてどうしたものかと考えあぐねていました
。しかし、要所要所で人生を導いてくれるような人との出会いがありました。

最初のキーパーソンとの出会いでアロマを知りました。
その時は特に気にとめることもなかったのですが、病気をして自然回帰の気持ちが強くな
っていた為か、以後アロマの存在がいつもなんとなく頭の中に住み着くようになりました。

それから一カ月ほどして偶然に家の近くに、このコロナ禍の中個人授業でアロマテラピー
のスクールを開催してくださる方との出会いがありました。

以後資格を取りながら、再び香りに向き合う日々が続いています。
不思議なことに昔取った杵柄、香水とアロマは共通項が多く基礎が出来ている為か、また
しても苦労することなくすぐ応用に目を向けられるようにステップアップ出来ていること
を実感しています。

不思議なことに導かれるように二度も嗅覚というHSPのギフトに助けられたのです。

アロマ

これからのアロマとの向き合い方

香水の業界にいた時は前述した通り、あくまでも経済活動の一環でただの香水好きの域を
超えるものではありませんでした。また、その様なことが当たり前の物質中心の世界でし
た。

時は過ぎ、病を経験し、死生観が変わり、生きる目的も変わり、コロナで社会が変わり、
まさに精神世界へと移行しているこの社会で人々を癒すツールとして自分とアロマとの関
わりが変化したことを感じます。

昨今アロマテラピーは医療、介護、メンタルヒーリング、予防医学、芸術の世界でも広く
活用されるようになり、医師や薬剤師、看護師、芸術家、スポーツ選手など様々な分野の
愛好者が増えてきました。特に男性の割合が増えてきたことはとても嬉しく思います。

アロマにとどまらず、レイキ、ヨガ、スピリチュアルなど様々なヒーリングとのコラボレ
ーションで社会に貢献出来るように、楽しみながら励んでいきたいと思います。

私はこの様な機会を与えてくれたHSPの気質にとても感謝しています。
HSPの気質を持て余してしまっている方がいるならば、こんな一例もあるとご参考にし
ていただければ幸いです。

HSP
スポンサーリンク
naoco-style
タイトルとURLをコピーしました