乳がんの初診から検査結果が出るまでの間に調べておくべきこと

調べる 乳がん

こんにちは、naocoです。
初診で針生検まで進んだわけですが、
(経緯は乳がん発覚のきっかけと初診までの流れ【効果的な乳がん検診とは】から)
結果が出るのは10日ほど後ということでした。
次回の診察はおそらく正式ながん告知になることが予想されます。
前日の夜、すでにネット検索で乳がんについて大まかに調べてはいましたが、診察を終え
帰宅後から結果が出るまでの10日間は、寝る間も惜しんでパソコンにかじりつく日々でし
た。治療という闘いを始めるにあたり、敵が何者かということをしっかりと把握したかっ
たのです。一刻も早く治療の段取りをつけるためにも、医師の提案をすべて理解する知識
を持ち、出来れば疑問点などもしっかり質問できる必要があると思いました。
自分の身体です。自分の人生です。医師に頼りながら、それでも最後は自分で決断したい。
後悔が無いように、人のせいにすることが無いように、納得して治療に挑んでいきたいと
思いました。
私が10日間に調べたこと、サイト、本について書いていきたいと思います。

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乳がんを知る

まずは乳がんのタイプを知る必要があります。

がんの種類

大まかに分けて

・非浸潤がん→がん細胞が乳管や小葉の内部にとどまっているもの
・浸潤がん →がん細胞が乳管や小葉を包む膜を突き破って外に出たもの

まれに
・特殊型がん
・炎症性がん

サブタイプ


がん細胞の遺伝子が持つ性質


・ホルモン受容体
・HER2タンパク受容体
・ki67値(増殖活性値)

によって分類

簡単にイメージとしていうと(正式な説明は後で病院のリンクを貼っておきますのでそちらから)
がん細胞がホルモンやHER2タンパクをエサにしているかどうか、大人しいか暴れん坊か(ki67)で
振分けられます。現在女性の乳がんの70%近くがルミナールタイプです。

・ルミナールA →ホルモンをエサにする大人しいタイプ
・ルミナールB →ホルモンをエサにする暴れん坊なタイプ
・HER2(ホルモン陰性) →HER2タンパクをエサにするタイプ
・HER2(ホルモン陽性) →HER2タンパクとホルモンをエサにするタイプ
・トリプルネガティブ →どちらもエサにしないタイプ

ステージ

いわゆる病期、進行度合い
しこりの大きさ、リンパ節への転移、多臓器への転移によって分類されます。

ステージ0
ステージⅠ 
ステージⅡ  A B
ステージⅢ  A B C
ステージⅣ

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標準治療の治療方針

乳がんの標準治療は、上記のがんの種類、サブタイプ、ステージの組み合わせによって決定
されます。標準治療と聞くと、平均的で最低限の治療と勘違いされる方も多いかと思います。
正直イメージアップのために、名称を変えたほうがいいのではないかと個人的には思います。

標準治療とはエビデンス(科学的根拠)に基づき、現状において最良で推奨されるべき治療です。

様々な研究、実験の末、臨床試験により安全性が確認され、過去の乳がん患者さんたちの
データの積み重ねで定義された、人々の涙と努力の結晶だと思っています。
私はそれらの人々に思いを馳せながらありがたく標準治療を受けさせていただいていました。

標準治療は以下の治療の組み合わせで行われます。

手術

手術は乳房とワキのリンパ節の切除の組み合わせで行います。

乳房
・乳房全切除術 (乳房全摘手術)→再建手術(一次再建・二次再建)の有無
・乳房部分切除術(乳房温存手術)

ワキのリンパ節
・センチネルリンパ節生検
・腋窩リンパ節郭清

薬物療法

がんの種類、サブタイプ、ステージの組み合わせによって主に以下から選択されます。

・抗がん剤治療(点滴)→術前か術後か(近年は術前が主流になってきているようです)
・ホルモン治療(注射・経口)→閉経前後で薬が異なります
・分子標的治療(点滴)

放射線

手術後の再発防止のため行われます。

参考サイト

日本乳癌学会
患者さんのための乳癌診療ガイドライン   http://jbcs.gr.jp/guidline/p2019/guidline/

国立がん研究センター
がん情報サービス             https://ganjoho.jp/public/cancer/breast/

    

病院の選択

病院選びには、正解がありません。
また、セカンドオピニオンを受けるか受けないかも人それぞれです。
私は治療方針を決める際、拠点病院への紹介を提案されましたが、人気の病院は当時、
初診の予約に1か月待ち、手術の予約に3か月待ちの状態でした。
また大きな病院で乳腺科があったとしても、乳腺専門医が在籍していないということも
ありますので注意が必要です。

乳房の再建手術を希望している場合は、その病院でそもそも再建手術ができるのか、出
来るのであれば一次再建、二次再建どちらに対応しているのかも重要です。

また、自宅からあまり遠い病院を選んでしまうと通院の問題があります。例えば抗がん剤
には微量のアルコールが含まれているため治療中は車での通院が出来ません。
また一連の治療を終えても経過観察や薬の処方で、平均して2か月に一度は通院が必要で、
10年以上のお付き合いということもあり得ます。

最近は拠点病院で検査、手術を受け、抗がん剤やホルモン療法などの薬物療法を自宅近く
のクリニックで受けるという方式をとっているところもありますので詳しく調べてみてく
ださい。

以上の様に色々と複雑な病院選びになると思いますが、迷ったらこれだけは、という自分
の希望を整理しておいて主治医にお伝えすれば最適な病院をご紹介いただけると思います。

焦らず、慎重に、でも出来るだけスピーディに決めていきたいところです。

私の場合は・・・
検査結果と医師の説明に納得が出来た為、セカンドオピニオンは受けずにすぐに治療に入
りました。クリニックでしたが私の担当医師はそれまで大学病院にて数多くの乳がん手術
を執刀した経験豊富なエキスパートです。
転院もせず手術も担当医師によって、連携の近くの病院にて執刀して頂きました。
初診から手術、術後の10年間を、一貫して同じ医師に診てもらえる事はとてもラッキーだ
ったと思います。

参考サイト

国立がん研究センター
がん情報サービス がん診療連携拠点病院を探す           https://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/xpKyotenSearchCancerResult.xsp?g=g008

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